先日、「うちだ整体院でヨガはやらないのですか」という質問がありました。
現時点の考えとしては「ヨガはやりません」という返答になります。
理由は「ヨガをやる前にストレッチが必要だから」です。
ヨガをやる前にストレッチが必要になってしまう
ヨガにはいろいろなポーズがあり、そのポーズをするにはある程度の柔軟性が必要になります。
体が硬くてできない場合にやることはポーズの練習ではなく、可動性の低下している部分の柔軟性を上げることです。
私はヨガを知りませんので「ヨガ 初心者」で検索してみたところ、初心者用とは思えない高度なポーズばかりでしたが、基本の座り方 安楽座のポーズというあぐらのようなポーズがありました。
基本と言われるこの安楽座のポーズ、体の硬い方はおそらくできません。
股関節と背骨の柔軟性が不十分だと、床から膝が浮いて背中も丸まってしまいます。
安楽座のポーズをできない場合に必要なストレッチを紹介
基本の座り方 安楽座のポーズをできるようにするには、内転筋・殿部・背骨それぞれの柔軟性を上げるためのストレッチをします。
【参考】当店のピラティスレッスンでは8割がピラティスに辿り着かなかった
ヨガとピラティスの違いはありますが、当店で2021年1月〜2022年12月までの2年間ピラティスコースというパーソナルレッスンをやっていました。
整体で良くなった状態をキープするためや、姿勢を直すために最適だと考えたからです。
ところが、あらゆるエクササイズで「柔軟性の低下により適切な動きができない」という状況に遭遇しました。
- 前ももが硬くてヒップリフトができない→前もものストレッチをしましょう
- 前もものストレッチで膝が痛む→前ももをほぐしましょう
といったように、ピラティスをできるための柔軟性が必要な方は8割にのぼり、なかなかピラティスまで辿り着けませんでした。
ピラティスの講師にもストレッチを推奨された
ピラティスインストラクター講座受講中に「エクササイズができない場合はストレッチをやるようにしてください」とレベルダウンをするよう講師の方から教わりましたので、ピラティスはある程度の柔軟性や運動習慣が必要なメソッドではあります。
ヨガをやるために一定以上の柔軟性は必要
どんなヨガのポーズにも当てはまることですが、一定以上の柔軟性は必要です。
やるべきことはできないポーズの練習ではなく、それぞれの関節を適切に動かすことのできる柔軟性を獲得することです。柔軟性を獲得できればいろいろなヨガのポーズにチャレンジできるはずです。
当店での整体コースではストレッチを習うだけの内容でも承っておりますのでお問い合わせください。