メニュー
【2024/6】12年目突入キャンペーン 【PayPayキャンペーン】6/21〜8/9

ボキボキ整体はリスク大

骨格

先日、「あるお笑い芸人が腕に力が入らないので病院で診察を受けたらボキボキ整体が原因と診断された」という記事が大手ニュースサイトに出ていました。
その記事を読んだ限りではボキボキが原因とは断言できないものでしたが、確かにその危険性はずっと言われ続けているのに、なぜこのようなボキボキ関連のアクシデントが度々話題に上るのでしょうか。

目次

整体とはボキボキのことではない

そもそも整体とはボキボキ鳴らす施術のことではありません。
様々な方法を用いて筋肉や骨を調整することを整体といいます。

1990年代、人気バラエティ番組で骨をボキボキ鳴らす施術を紹介していたことをよく覚えています。40代以上の年代でカイロプラクティックや整体=ボキボキという認識は当時の記憶が影響しているのかもしれません。

ボキボキ音の正体

ボキボキ音の正体は関節内で気泡が破裂した音です。その衝撃は想像以上で、瞬間的に1000kgもの衝撃波を生むと言われています。

衝撃波

ボキボキの危険性

では、ボキボキにより関節内で気泡が破裂した結果、最悪の場合何が起こるのかというと、脳血管障害です。

ボキボキによって発生した衝撃波は、頚椎の中を通っている椎骨動脈という血管を傷つけて内壁が剥がれてしまうことがあります。これを椎骨動脈解離と言います。

椎骨動脈解離により剥がれた血管壁は血流に乗って脳血管へ運ばれ、血管を詰まらせてしまうことがあります。

血管が詰まると血流が途絶えて脳梗塞、血管が脳内で破けると脳卒中(脳出血)、血管がくも膜下で破れるとくも膜下出血を発症します。

年齢と血管の硬さは比例していますので、年齢が上がれば上がるほどそのリスクは上がります。
動脈硬化や高血圧の方は絶対に受けないでください。

脳血管障害
ボキボキ鳴らす
気泡が破裂
衝撃波発生
椎骨動脈解離
解離した血管壁が脳へ運ばれる
脳の血管が詰まる
くも膜下出血・脳卒中・脳梗塞発症

ボキボキは法律上OKなのか

ダメです。今から30年以上前の1991年、厚生労働省から「首のボキボキ禁止令」が出ています。

一部の危険な手技の禁止

カイロプラクティック療法の手技には様々なものがあり、中には危険な手技が含まれているが、とりわけ頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があること。

厚生労働省 医業類似行為に対する取扱いについて (平成三年六月二八日) (医事第五八号)

また、ボキボキではありませんが2015年3月に「ズンズン体操」という首をひねって揺さぶるという施術により生後4ヶ月の乳児が死亡したとして、自称整体師には2016年には有罪判決が下されています。

ボキボキの効果

それほどのリスクをはらんでいるボキボキですが、その効果はボキボキで気泡が破裂した分のスペースが生まれて関節の可動域が広がり、筋肉の緊張が緩和されて動きがスムーズになります。

しかしその効果は一時的で、早ければ30分、通常であれば数日で元に戻ってしまいます。また関節内に気泡が自然発生するからです。

首のボキボキは保険の対象外

当店が入っている賠償保険「一般社団法人日本治療協会」の会員保証内規には以下の条件があります。

【手技に起因する場合】
【保証されない場合】
(17)頚椎に対するスラスト法その他これに類する療法を行ったことにより生じた賠償責任

https://www.jha-shugi.jp/

スラスト法というのは、首をひねる頚椎矯正です。

うちだ整体院ではボキボキをしません

ここまでご説明した理由により、ボキボキ目的でご来店を検討されているお客様には申し訳ありませんが、ご希望に沿うことができません。

当店では筋肉へのアプローチをメインとした施術をおこなっています。
筋肉は骨から骨へと付着しているため、筋肉へのアプローチで骨のズレやねじれの調整する整体を提供しております。

目次