眼の酷使が肩こりと頭痛を誘発する
目を酷使→後頭下筋群が緊張→首や肩のこり発生
→後頭部の筋肉が硬くなる
→後頭神経圧迫→後頭部の頭痛・鈍痛
順に解説していきます。
そもそも後頭下筋群とは?
後頭部と首の境界にある後頭下筋群

後頭下筋群とは、頭蓋骨と頚椎をつないでいる4つの筋肉群です。
頭蓋骨の位置を安定させる働きが主な役割です。
・大後頭直筋
・小後頭直筋
・上頭斜筋
・下頭斜筋
1.眼球の動かしすぎで後頭下筋群が硬くなる
後頭下筋群を手で触りながら眼球だけを動かしてみると、眼球の動きと連動して筋肉の動きを確認することができます。
目の酷使により後頭下筋群に負担がかかることを意味しています。
2.後頭部の筋肉が硬くなる
目の使い過ぎで後頭下筋群に負担がかかって硬くなると、今度はそれにつながっている後頭筋、さらに後頭筋を大きく覆う帽状腱膜が硬くなります。
3.神経が圧迫され後頭部に頭痛
後頭下筋群→後頭筋→帽状腱膜までが硬くなると、神経の通り道が後頭筋と帽状腱膜に圧迫され、頭痛・頭重感・神経痛が表れます。

後頭下筋群のストレッチと頭皮マッサージで対策
1.後頭下筋群のストレッチ
”サービカルノッド”というエクササイズがおすすめです。
仰向けに寝る
あごを軽く引く
これだけの動作ですが、後頭下筋群がストレッチされると上部頚椎の可動性が上がり、特に回旋(横を向く動き)が動きやすくなります。
2.頭皮マッサージ
頭皮マッサージ用のブラシなどは100円ショップなどでも手に入りますので、後頭部から耳の周りまでの範囲をセルフケアしましょう。
