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寝違え|神経の圧迫による神経症状

目次

寝違えとは

寝違えは正式名称急性疼痛性頸部拘縮と言い、首の筋肉が異常収縮することによって可動域制限や運動痛が起きている状態です。

寝違えは一時的の症状ではありますが、数日から数ヶ月継続することもあります。

この状態はギックリ腰と似ており、腰に発症したものがギックリ腰、首に発症したものが寝違え、同様の症状は背中にも発生します。

寝違えの主な原因は頚神経叢・腕神経叢の圧迫

頚椎から出ている頚神経叢腕神経叢などの神経が胸鎖乳突筋斜角筋などに圧迫されて寝違え症状が起きることがあります。

頚神経叢(けいしんけいそう)

頚神経叢は頚椎から叢(くさむら)のように出ている神経の束で、上部頚椎であるC1-C4から始まり、後頭部や横隔膜までその枝を伸ばしています。

頚神経叢
頚神経叢はC1-C4から始まり後頭部や横隔膜へと伸びている
頚神経叢と筋肉
胸鎖乳突筋や斜角筋の影響を受けやすい

腕神経叢(わんしんけいそう)

腕神経叢は下部頚椎であるC5-Th1から始まり、主に鎖骨の裏をくぐって指先まで伸びており、一部は肩のインナーマッスルや広背筋を支配しています。

腕神経叢
腕神経叢はC5-Th1から腕へと伸びている
腕神経叢と筋肉
腕神経叢は腕や背中を支配
胸鎖乳突筋と斜角筋

寝返り不足

睡眠中に寝返りが何らかの理由でできなかった場合、首や肩の筋肉が固まったままになり、朝起きたときに寝違えを発生することがあります。

寝返りを阻害する因子として、家族やペットと同じ布団で寝ているなどの理由で寝返りできるスペースがないことなども挙げられます。

自律神経の乱れによる過剰な食いしばり

ストレスや過度な疲労などにより自律神経が乱れていると、過剰な食いしばりにより首の筋肉まで緊張状態となり寝違えが発生することがあります。

エアコンや扇風機などの直風による冷え

エアコンや扇風機などの風が直接体に当たり続けると、熱が奪われて冷えてしまい寝違えを起こすことがあります。
これは睡眠中に限らずオフィスなどでのデスクワーク中にも注意すべき点で、風が当たらないような自衛策をとる必要があります。

寝違えの症状と特徴

寝違えの典型的な症状は、首の痛み・運動制限です。
首を動かすことや肩を回すことが難しくなります。また、筋肉が固まったような状態となり、上下を向いたり後ろを振り向く動きが制限されます。

  • 首を動かすときの痛み
  • 肩の筋肉のこわばり
  • 頭を傾けたり回したりするのが難しい

当店では神経の圧迫を解放する施術をします

寝違えの原因は神経の圧迫ですが、神経を圧迫している筋肉をゆるめていくことで解放します。

ただし、どの神経がどの部分で圧迫されているかはそのときの状態によりますので、胸鎖乳突筋や斜角筋だけでなく腕や背中、姿勢、皮膚や筋膜などの軟部組織も評価した上で施術します。

マッサージ

  • 首・頭・肩・腕の筋肉をゆるめます。

ストレッチ

  • 上腕
  • 前腕-指
  • 肩甲骨周囲・背部

筋膜リリース

  • かっさ・カッピングで皮膚や筋膜などの軟部組織をゆるめます。
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シリコンカッピング
カッピング
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