股関節が詰まるような違和感を感じたことはありませんか?特に膝を抱え込もうとすると、スムーズに動かず窮屈さを感じることがあるかもしれません。その原因の一つに「大腰筋」による神経の圧迫が考えられます。本記事では、股関節の詰まりのメカニズムと、簡単にできるセルフケア方法をご紹介します。

目次
股関節が詰まる原因とは?
股関節の詰まりの主な要因の一つが大腰筋による神経の圧迫です。
大腰筋とは?
大腰筋は腰椎(背骨の下部)から始まり、骨盤を通って大腿骨(太ももの骨)に付着する筋肉です。この筋肉は座りっぱなしの姿勢や運動不足によって硬くなりやすく、腰神経叢という神経の束を圧迫することがあります。
この神経の圧迫により、股関節の動きがスムーズにいかなくなり、詰まったような感覚が生じるのです。

簡単にできるセルフケア
股関節の詰まりを解消するには、硬くなった大腰筋をほぐすことが有効です。以下の方法を試してみましょう。
1. 大腰筋を見つける
- へその位置に指を当てる。
- そこから外側へ指をずらし、腹筋の境目を探す。
- その深層に大腰筋がある。
硬くなった大腰筋を直接ほぐすことで神経の圧迫が解消されることがあります。
指でへそを触知してそのまま外側へずらしていくと腹筋の境目があります。この深層に大腰筋を触れることができます。

2.大腰筋をほぐす
- へその高さで腹筋の境目に両手の指を45°の角度で押し込む。
- 息をゆっくり吐きながら、硬い部分(硬結)を見つける。
- 硬い部分を見つけたら、息を吐きながら5秒キープ。
- 指をパッと離し、大きく鼻呼吸。
- 硬さが緩むまで繰り返す。
大腰筋は腹筋の外側の深層にあります。息を吐きながら両手の指を45°の角度で強く押し込んでいくと、大腰筋の硬い部分(硬結)を痛みとともに触知することができるので、この部分を呼吸と絡めながら緩めていきます。

大腰筋の硬結を探すことができたら、呼吸とともに両手を使ってほぐしていきます。

まとめ
股関節の詰まりの原因の一つは、大腰筋の硬さによる神経の圧迫です。日常的にセルフケアを行うことで、神経の通り道を解放し、スムーズな股関節の動きを取り戻しましょう!
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