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巻き肩とは?

巻き肩とは、肩や肩甲骨が前に出てしまう姿勢のことをいいます。上腕が内側にねじれ(内旋)、その影響で猫背やストレートネックを引き起こすこともあります。
- 上肢が内ひねりで前に出ている
- 猫背やストレートネックも伴いやすい
ストレートネック


ストレートネックの治し方|簡単エクササイズで改善!
舌が定位置であるスポットにあることで首の前側の支えとなり柱の役割を担います。
また、舌が落ちていると口呼吸になり適切な呼吸ができないというデメリットもあります。
巻き肩の主な症状
1.肩こり
肩の前側の筋肉が縮み、後ろ側の筋肉が引っ張られることでバランスが崩れ、血流が悪くなります。その結果、肩こりが起こりやすくなります。
2. 肩の可動域制限
肩が前にズレることで、骨や筋肉が引っかかり、腕を上げづらくなったり、背中側に手を回しにくくなったりします。
肩こり


【衝撃】肩こりは筋肉の硬さと関係ナシ!?
肩こりとは、首から肩・肩甲骨周辺にかけての不快感のことです。
あらゆる人々が経験する一般的な症状で、「こり」とは血行不良による筋肉の酸欠状態を指します。
巻き肩の主な原因
肩関節を内側にひねる(内旋)筋肉は7つ、外側にひねる(外旋)筋肉は3つしかありません。内にひねる筋肉の方が多いため、誰でも巻き肩になりやすい背景があります。
巻き肩を引き起こす要因
- 胸の筋肉が硬くなる(大胸筋・小胸筋)
- 肩のインナーマッスルが硬くなる(肩甲下筋・大円筋)
- 上腕の筋肉が硬くなる(上腕二頭筋・上腕筋・烏口腕筋)
- 前腕の筋肉が硬くなる(前腕屈筋群・手指屈筋群)
胸の筋肉
大胸筋や小胸筋は肩を前に引っ張る力が強く、特に小胸筋が硬くなると巻き肩の原因になります。

肩のインナーマッスル
肩を安定させる働きをする肩甲下筋や大円筋が硬くなると、肩の動きが悪くなり巻き肩を助長します。
上腕の筋肉
上腕二頭筋・上腕筋・烏口腕筋が硬くなると、肩の内旋が強まり巻き肩が悪化しやすくなります。

前腕の筋肉
スマホやパソコンの使用で手首や指の筋肉が疲れやすくなっています。手や前腕の筋肉は持久力が低いため、疲れると肩や腕の筋肉がカバーしようとし、その結果、巻き肩の原因になります。

当店の施術方法
巻き肩の改善には、肩だけでなく手首や肘のケアも大切です。当店では、以下の施術で巻き肩へアプローチします。
- 筋肉のほぐし(肩・首・腕・手首)
- 肩甲骨の調整(可動域を広げる)
- ストレッチ(インナーマッスルを緩める)
セルフストレッチ
ご自宅でもできるストレッチとして、以下をおすすめします。
• 大胸筋・小胸筋のストレッチ(胸を開く)


• 前腕屈筋群のストレッチ(手首を伸ばす)

まとめ
巻き肩は肩だけの問題ではありません。指までケアして、肩本来の位置を取り戻しましょう。
肩甲骨


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