- 猫背
- 反り腰
- スウェイバック
- フラットバック
- 側弯
※大半は猫背+反り腰などの混在型の姿勢
目次
姿勢のチェック:壁に踵と背中をつけて立つ
壁に踵と背中をつけて立ちましょう。
頭・腰・おしりの位置を確認します。
1.猫背(上位交差症候群/頭部前方変位)
※上位交差症候群/頭部前方変位とは、猫背の別称です。
頭が壁から離れる場合は「猫背」。
2.反り腰(下位交差症候群)
※下位交差症候群とは、反り腰の別称です。
柱-腰の隙間が手のひら1枚分以上ある場合は「反り腰」。
さらに頭も壁につかない→反り腰+猫背
3.スウェイバック
お尻が壁から離れる場合は「スウェイバック」。
反り腰との違いは、骨盤が前方へスライドしている点。
確認のため意図的にお尻を壁に近づけたり離したりしてみましょう。
感覚的に離したほうが楽な場合、スウェイバックと判断します。
さらに頭も壁につかない→スウェイバック+猫背
4.フラットバック
腰-壁の隙間に手の平が入らない場合は「フラットバック」と判断します。
5.側弯症
ペアに協力してもらう確認方法です。
被験者が立った状態から前屈し、ペアが後方から背中の盛り上がりの傾きを確認します。
背中の盛り上がりが傾いている状態を「リブハンプ」といい、側弯の判断材料となります。
側湾の場合、背骨がS字状に湾曲するため「骨盤の傾き」と「両肩を結んだライン」にも傾きがみられます。