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筋膜リリース

筋膜リリース

筋膜リリースとは

当店の筋膜リリースは、「IASTM」というステンレス製のツール【smart tools iastm®】を使用する「軟部組織モビライゼーション」です。

目的

「筋膜の滑走性を向上させ、可動域を正常に近づけること」が目的です。

筋肉を包んでいる「筋膜」の滑りが低下すると、皮膚・筋肉・靭帯・関節包などの柔軟性も低下してしまいます。
筋膜の滑走性を取り戻すには筋膜に水分を取り戻し、潤滑液(ヒアルロン酸)をサラサラな元の状態に戻す必要があります。
ヒアルロン酸に水分が戻って滑走性が正常化すると、コラーゲン線維の高密度化が解消して筋膜の伸縮性・弾力性を取り戻すことができます。

このような滑走性が低下している部分を探し出してリリースする(解放する)ことに特化したIASTMというステンレスツールを使用します。

 

iastm
iastmというステンレスツールを使用します

筋膜の滑り”滑走”とは?

筋肉が活動する際にはヒアルロン酸が潤滑液となり、筋膜がスムーズに滑り合っており、この状態を”滑走”といいます。

筋膜層
筋膜の間にあるヒアルロン酸が潤滑液の役割

筋膜の滑りが悪くなった状態に使用

筋肉自体は伸縮して動きますが、その筋肉は筋膜に包まれ、層になり、層同士が滑り合うことで動きを円滑にしています。

不動や使いすぎで滑りが悪くなった筋膜をIASTMでリリースします。

【筋膜の滑り分類】
・滑走‥正常な状態です。ヒアルロン酸が潤滑液の役割を十分に果たしています。
・癒着‥筋膜同士の滑りが悪くなった状態です。ヒアルロン酸が凝集化しています。
・硬化‥筋膜が硬くなった状態です。伸縮性・弾性が減少し、可動域制限・運動痛などの症状が表れます。

 

滑走性の低下により動きの悪化や痛みが出る理由

使い過ぎ・運動不足・不良姿勢・ケガなどでヒアルロン酸が脱水状態になると、サラサラ→ドロドロ状態となり、乾きかけの接着剤のような働きをしてしまい筋膜同士の滑りが悪くなります。

痛みを感じるセンサー(ポリモーダル受容器)は筋膜に多く分布しているため、滑走不良による摩擦抵抗が痛みとして認識されます。

 


アメリカで生まれた専門器具【IASTM】

 IASTM (Instrument Assistant Soft Tissue Mobilizationの略)とは、軟部組織リリースのために人間工学に基づきデザインされた、手術用具にも利用されているステンレス鋼製のツールです。(アメリカFDA承認/医療グレード304)

 筋膜リリース注射との違い

同様の器具として、「グラストンテクニック」「スキンストレッチ」などが知られています。

器具で皮膚をこすって施術

皮膚との摩擦を軽減のため施術部分に摩擦軽減のためクリームを塗布し、IASTMでこするように施術します。
座位・立位・うつぶせ・仰向け・動かしながらなど、最適な体勢でおこないます。
一ヶ所につき数十秒~数分ですが、周囲の関係部位まで範囲を広げていきます。
可動域・運動痛を確認し終了です。

IASTMで皮膚をこすると、筋膜をはじめとする硬くなった軟部組織が破壊されます。
壊された軟部組織は炎症反応のため皮下で点状・斑状に出血し、赤いアザのようになります(通常、アザは数日で消失)。
炎症反応の部分は内出血のため血流が増加し血行が改善、ヒアルロン酸に水分が届けられて滑走性が正常化します。
壊れた軟部組織は、柔らかい正常な組織として再生します(リモデリング)。

ISTM施術後

このように皮下に点状・斑状の内出血が発生しますが、早ければ施術時間内、通常は数日以内に消失します。

筋膜リリース施術後
筋膜リリース後に表れた内出血


適応症

【首~肩】
・肩こり
・寝ちがえ

【肩関節~手】
・肩回旋腱板(ローテーターカフ)炎
・40肩

【腰・背中】
・腰の捻挫
・腰痛
・ぎっくり腰(ヘルニア/脊柱管狭窄症の憎悪を除く)
・ぎっくり背中

禁忌(できない場合)

・癌/腫瘍
・裂傷(キズ)
・骨折
・静脈瘤
・腎機能障害
・血栓症
・妊娠中
・骨粗鬆症
・感染症
・発熱時
・炎症性関節症
 
※肌が敏感な方はご相談ください

海外ではメジャースポーツチームも使用

リハビリテーションの先進国である米国や欧米では、筋肉や筋膜、靭帯など軟部組織の治療の主流として、IASTMが2000年代半ばから利用されています。海外ではその有効性は広く認められており、カイロプラクター・アスレチックトレーナー・理学療法士・作業療法士によりMLB・NBA・日本のプロ野球・Jリーグなど多くのメジャースポーツで選手のケアに使用されています。

アキレス腱断裂後のリハビリ
IASTMを受けるコービーブライアント(元NBA選手)

IASTM 資格認定証

IASTMライセンス
IASTMライセンス

まとめ

・筋膜リリースの目的は筋膜の滑走性を向上させ、可動域を正常に近づけること
・IASTMで皮膚をこすると皮下出血を起こす
・血流増加でヒアルロン酸の水分量も増加し、滑走性が正常化
・皮下出血斑は数日以内に消失