骨伝導イヤホンのメリット
骨伝導イヤホンはイヤホンを装着しながら周囲の音も聞こえるため、人のいる環境で音楽を聞きながらのエクササイズにおすすめです。
- 周囲の音も聞こえる
- 耳がかゆくならない
周囲の音も聞こえる
音で状況判断することは多いです。
家では家電などの通知音、外では後方からの人や車の接近音など、視界の外からの情報をキャッチするための判断材料として周囲の音も聞こえることは非常に重要です。
耳がかゆくならない
耳の穴を塞がないのでかゆくなりません。
通常のイヤホンのような時間経過とともに起きる耳の中のかゆみ、使いすぎでの炎症などの耳孔トラブルを回避できます。
使うシチュエーションはジムや家
ジムトレーニングで
スポーツジムでのトレーニング中、スタッフや知人に話しかけられることもあるでしょう。
骨伝導イヤホンならいつでもウェルカムの精神です。
ホームエクササイズや家事をしながら
骨伝導イヤホンなら、周囲の声や音に気が付きます。
イヤホンをしているせいでインターホンに気づかなかったり、家族に呼ばれて気づかないなんてことはなくなるでしょう。
デメリットは音質と音もれ
音質が良いとは言えません。通常のイヤホンに完敗します。
また、音量を上げるにつれ音もれが発生します。電車や図書館など、周囲に人がいる静かな空間では向きません。
屋外での歩行中・ランニング中・自転車走行中の使用
ウォーキング・ランニング・サイクリングしながらの使用は避けましょう。
歩行中の道路交通法
道路交通法の第二章 歩行者の通行方法には歩行者のイヤホン装着についての記述は見当たりませんでしたが、音量次第で周囲の音は聞き取りづらくなりますので歩行中の装着は避けましょう。
埼玉県警などは”ながら歩き”の注意喚起
多くの場合がスマートフォン・イヤホンを使用しながらの《ながら歩き》で被害に遭っています。《ながら歩き》は周囲の危険を察知しにくいため、やめましょう。
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/documents/14046/sdnsokuhour108.pdf
(続き)今後も、被害に遭わないために、危険を感じたら≪その場から逃げる・大声を出す≫などして、直ちに110番通報をお願いします。 また、スマートフォンを操作しながら・イヤホンで音楽を聴きながらの≪ながら歩き≫は、周囲の危険を察知しにくいため、やめましょう。#埼玉県警
https://twitter.com/spp_jyouhoukan/status/733170401698664448?s=20&t=zG3p9ST337LWIU7sd-KpYA
また、スマートフォンを使用しながら、イヤホンで音楽を聴きながらの≪ながら歩き≫は、周囲の危険を察知しにくいため、やめましょう。
https://kurashi.yahoo.co.jp/saitama/11464/incidents/bouhan/149625
このように、”ながら歩き”により不審者の接近に気づくのが遅れると注意喚起しています。
自転車に乗っているときはダメ
自転車で走行中のイヤホン装着は違反になります。5万円以下の罰金刑です。
運転中は?埼玉県のルール
埼玉県公安委員会が定める「埼玉県道路交通法施行細則」によると、
周りの音が聞こえない状態で運転してはいけません。(埼玉県道路交通法施行細則第10条第7号。罰則:5万円以下の罰金)
イヤホンやヘッドホンには、密閉型と解放型があります。名前の印象から「密閉型は周りの音が聞こえないが、解放型は周りの音が聞こえる」という誤解がありますが、メーカーや製品によって性能は様々ですし、耳の形や聴力にも個人差がありますので一概には言えません。単純に「解放型だから大丈夫」ということにはなりません。
片耳での使用なら、もう片方の耳で周りの音を聞くことができそうです。しかし、音量が大きい場合、周りの音が聞こえにくくなりますし、音楽に気を取られて安全運転に集中できなければ危険なことに変わりはありません。単純に「片耳だから大丈夫」ということにはなりません。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0311/jikotoujisya/saitamakendoukouhousaisoku.html#keitai
開放型=骨伝導タイプイヤホンも違反です。
まとめ
- メリットは周囲の音も聞こえて耳がかゆくならない
- デメリットは音質と音もれ
- 屋内で家事やエクササイズしながらの使用としておすすめ