腰痛は日本人の大問題!
腰痛は多くの人が経験する身近な健康トラブルです。厚生労働省の調査によると、腰痛は男性で1位、女性で2位の症状として挙げられています。つまり、日本全国でたくさんの人が腰の痛みに悩んでいるのです。
→厚生労働省の性別にみた有訴者率の上位5症状(複数回答)
腰痛のカギは「大腰筋」にアリ!

大腰筋(だいようきん)は、胸椎12番から腰椎4番にかけて付着している筋肉で、腰の動きに深く関わっています。実は、腰痛持ちの多くの人がこの大腰筋が硬くなっているのが特徴。
この筋肉をしっかりほぐすことで、腰痛の改善や予防が期待できます!
腰痛を防ぐためのポイント
同じ姿勢を長時間続けない
座りっぱなしは血流を悪くし、腰痛の原因になります。実際に、座る時間が長くなるほど血流は減少すると言われています。
座っている時間 | 血流速度の低下 |
---|---|
5分 | 5%減少 |
30分 | 70%減少 |
定期的に立ち上がったり、軽いストレッチをしたりして血流を改善しましょう。
スマートウォッチや活動量計には、「座りすぎアラート」機能のあるものもあります。
GoogleのFit bitというシリーズでは、毎時00分~50分の間に250歩の歩行がない場合に振動で知らせてくれます。また、エクササイズは踏み台昇降運動がおすすめです。
2. 股関節をしっかり使う
前かがみになるとき、腰だけを曲げると負担がかかります。そこで大切なのが、「ヒップヒンジ」の動き。上半身をまっすぐ保ったまま、股関節を折りたたむように動かすことで、腰の負担を減らせます。

3. スマートウォッチで「座りすぎアラート」
最近のスマートウォッチや活動量計には、「座りすぎアラート」がついているものがあります。例えば、Fitbitは1時間に250歩以上歩いていないとアラームで知らせてくれます。
また、踏み台昇降運動などの軽いエクササイズも効果的です。
腰痛を和らげるセルフケア
腰痛のケアは、「血流改善」と「滑走性(動きやすさ)の向上」がポイントです。
手段 | 目的 |
---|---|
カイロを貼る | 温熱による血流改善 |
マッサージガン | 滑走性の向上 |
フォームローラー | 滑走性の向上 |
骨盤ベルトでサポート
骨盤ベルトを巻くことで、股関節を安定させ、腰への負担を軽減できます。太いベルトよりも、細身のベルトがオススメです。

寝返りしやすい睡眠環境を作る
寝返りは体のバランスを整え、筋肉の硬直を防ぐ大切な動作。でも、寝る環境によっては寝返りがしにくくなってしまいます。
必要な睡眠環境 | 理由 |
---|---|
スペースの確保 | 寝返りしやすくするため |
硬めのマットレス | 沈み込みを防ぎ、寝返りをスムーズにするため |
違和感のない枕 | 快適な睡眠のため |
まとめ
腰痛を改善・予防するためには、大腰筋をほぐし、正しい姿勢や生活習慣を心がけることが大切です。座りっぱなしを避け、股関節を意識して動かし、睡眠環境を整えることで、痛みのない快適な毎日を目指しましょう!