「膝を閉じようとして内ももを鍛えているのにO脚良くならない…」と思っていませんか? 実は、正しい方法を続ければO脚は改善できます!

目次
O脚とは?
O脚とは、両ひざが外側に曲がり、足をそろえてもひざがくっつかない状態のこと。医学的には「内反膝」と呼ばれます。

O脚の直接の原因は股関節
O脚の直接の原因は股関節です。
骨盤が後ろに倒れ(後傾)、太もも(大腿骨)が外ねじれになることで膝同士が開いてしまいます。
なぜ太ももが外にねじれてしまうの?
太ももが外にねじれてしまうのは、骨盤が後傾しているからです。
骨盤が後傾してしまうと、まっすぐ立つことができなくなってねじれが生まれます。
(骨盤が後傾するとO脚、前傾するとX脚になる)

中:骨盤が後傾→スウェイバック
右:前傾→反り腰
なぜ骨盤が後傾してしまうの?
骨盤が後傾してしまう原因は胸郭が硬いこと、足部がねじれていることのどちらか、または両方です。
- 胸郭が硬いと腹筋に力が入らないため骨盤が前傾または後傾する
- 足部がねじれていると股関節を逆にねじる力が働いて骨盤が前傾または後傾する
胸郭が硬いと腹筋に力が入らない
胸郭とは背骨と肋骨に囲まれた部分のことです。胸郭が硬いと肋骨の下部が広がってしまい、腹筋を使って息を吐くことが難しくなります。
腹筋を使えないと肋骨が開いて体幹が不安定になり、骨盤が前傾または後傾してしまいます。

足部のねじれを股関節の逆ねじりで帳消しにする働き
足部をねじって歩くクセがあると、股関節を逆方向にねじって帳消しにしようとする働きが起きます。その結果、骨盤が前傾または後傾してしまいます。
足部がねじれているとまっすぐ地面を蹴れない
歩き姿を後ろから・横からそれぞれ見ることで足部のねじれを確認できます。
足部のねじれの判断は、歩行時に母趾にしっかり荷重できているかどうかです。

歩行時のエラーと原因
O脚を矯正するために必要なこと
O脚矯正に必要なことは、
- 胸郭をゆるめて深い呼吸ができる状態をつくる
- 息を吐き切る練習(ドローイン)で横隔膜と腹筋を使えるようにする
- 股関節を調整してねじれをとる
- 足趾に荷重する感覚と筋力を養う
ひざ同士をバンドで締めるのは危険で無意味です。やめましょう。
40代でもまだ間に合います! 少しずつでも続ければ、あなたのO脚も改善できます!
当店では姿勢修正もおこなっております。O脚・姿勢でお悩みの方は、うちだ整体院にご相談ください!