フラットバック姿勢とは、本来カーブしているはずの腰の骨(腰椎)がまっすぐになっている状態のこと。腰の骨がクッションの役割を果たせなくなるため、ギックリ腰やヘルニアになりやすくなります。
目次
どんな特徴があるの?
フラットバック姿勢には、このような特徴があります。
- 頭が前へ出ている
- 背骨がまっすぐ(壁に背中をつけて立つと、腰と壁の隙間が手のひら1枚分以下しかない)
- 腹筋が弱い
- 骨盤が後ろに倒れている(骨盤後傾)
- 裏ももが硬い
- ひざが軽く曲がった立ち姿勢

フラットバック姿勢の原因
フラットバック姿勢になる原因は主にこの3つ!
- 背骨が硬くて動きが悪い
- 呼吸が浅いため腹筋が弱い
- 太ももの裏(ハムストリングス)がガチガチに硬い
フラットバック姿勢の影響
この姿勢のままだと、腰に負担がかかってこのようなリスクがあります。
- ギックリ腰になりやすい
- 椎間板ヘルニアになりやすい
本来、背骨はS字カーブを描いていて、それがクッションの役割をしていますが、フラットバックだとそれがうまく機能しなくなってしまいます。ヘルニアというのは、背骨の間にある「椎間板」が押し出されてしまう状態のことで、例えるならハンバーガーの具がはみ出てしまうイメージです。
どうすれば改善できる?
フラットバック姿勢を直すには、腰と骨盤の柔軟性をアップさせるのが大事!
- 腰の骨を1つずつ動かすトレーニング
- 骨盤を前後に動かすエクササイズ
- 股関節を柔らかくするストレッチ
腰椎と骨盤の柔軟性向上を目標として動きを修正します。
腰椎を1つずつ動かす分離運動、骨盤の前後傾エクササイズ、股関節の柔軟性を高めるためのほぐしとストレッチがメインになります。
現在、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の既往がある場合は医師の指示を仰いでください。
腰痛でお悩みの方は、うちだ整体院にご相談ください!