この記事の目的:脱毛を迷っている人に、自分のリアル体験を伝えたい
脱毛をしようか悩んでいる方に向けた記事です。
私(48歳 男性)が約1年間、家庭脱毛器を使用したリアルな体験をお伝えします。
ビフォーアフター


脱毛のきっかけ
脱毛のきっかけは、「セルフストレッチ動画の撮影に支障をきたすから」という理由です。
スパッツを履けば脚のムダ毛を隠すことはできますが、動画上では視認性が悪くなり動きや姿勢がわかりにくくなってしまいます。
そのため剃毛していましたが、必ず肌トラブルが発生してしまうため脱毛を決意しました。
医療脱毛|脱毛サロン|家庭用脱毛器の比較
脱毛を受けられる場所は医療脱毛クリニック・脱毛サロン・家庭(家庭用脱毛器)の3つです。
それぞれの特徴を比較します。
医療脱毛 | 脱毛サロン | 家庭用脱毛器 | |
---|---|---|---|
費用 全身脱毛+顔+VIO | 約30〜40万円 | 約10〜30万円 | 約3万〜10万円 |
方式 | レーザー (毛根を破壊) | 光 (毛根にダメージ) | 光 (毛根にダメージ) |
効果 | 永久脱毛 | 抑毛・減毛 | 抑毛・減毛 |
回数 | 5〜10回 | 10〜20回 | 10〜100回 |
頻度 | 数ヶ月に1回 | 数週〜数ヶ月に1回 | 1〜2週に1回 |
期間 | 1〜2年 | 2〜3年 | 最低2〜3年 |
痛み | 痛い | 痛みが少ない | 冷却すれば痛みが少ない |
メリット | 医師や看護師が常駐 | 店舗数が多い | 空き時間にできる |
デメリット (注意点) | 痛い 高額 店舗数が少ない 予約が必要 契約を確認 | 予約が必要 契約を確認 | あくまでも減毛 薄い色素には効果なし |
こんな方におすすめ | 永久脱毛したい 回数を抑えたい 安心して受けたい | 手軽に通いたい 金額を抑えたい | 安く済ませたい 自分のペースでできる 手間を惜しまない |
効果を優先するなら医療脱毛です。金額に納得し、通える範囲内であればおすすめです。
通いやすさとそれなりの効果で充分であれば脱毛サロンです。扱えるマシンの出力は医療脱毛よりも劣りますが、家庭用脱毛器と比べると強力です。
痛みが少なく、安価で、契約トラブルがなく、自分のペースでやりたい方は家庭用脱毛器がおすすめです。
なぜ医療脱毛や脱毛サロンを選ばなかったのか
医療脱毛は高額でクリニックが遠い
金額は明記されているものの、全身で30〜40万。それを何回か繰り返す必要もありそう…ということは総額いくらかかるのだろうという金銭的な不安がありました。
そして近隣にクリニックがありませんでした。最寄りでも片道1時間かかり、確実に半日は潰れます。脱毛完了までいつまで通うの?挫折しそう…と考え、医療脱毛は断念しました。
脱毛サロンは経営状況が不安
当時、巷は脱毛ブームで店舗数も激増しており広告の量も尋常ではありませんでした。コンサルティング会社が火をつけたのだろうと思います。こうなると次に起きるのは業界の質の低下です。ニュースや消費者センターを調べてみると、施術時の怪我、契約トラブルなどの相談が多く寄せられており、倒産した企業もありました。
また、サロンは医師がいないためレーザー脱毛は扱えませんので、家庭用脱毛器と同じ方式の光脱毛です。サロン脱毛と家庭用脱毛器には効果の差はあまりないのかもしれないと考え、脱毛サロンは選択肢から消えました。
自営業なので時間がつくれる
自営業なので、スキマ時間を利用して家庭用脱毛器を活用できると考えました。
家庭用脱毛器の中で「ケノン」を選んだ3つの理由
2024年春、家庭用脱毛器といえばケノンと言わんばかりにネットではケノンが絶賛されており、YouTubeにも多く配信されていました。
ステマかなと思ったのですが、調べていくうちに現時点でのベストだと考えるようになりました。
1.コンセント式で出力に安定感がある
家庭用脱毛器にはコンセント式 / 充電式がありますが、違いは出力の安定感です。
充電式の場合、使用時間とともに電圧が下がるため出力が安定しません。また、バッテリー自体が経年劣化します。
コンセント式はそれらの問題が起こらないという点が1つめの理由。
2.カートリッジ式
2つめの理由はカートリッジ式の脱毛器ということです。
プロープ部分は人体に接触させますし、光源が内蔵されているので故障しやすいパーツと言えます。
ケノンはカートリッジ式なので本体部分が故障しない限り使うことができます。
また、カートリッジを使い分ければ複数人で共有することもできます。
3.YouTubeで事前に使用感をチェックできた
YouTubeで家庭用脱毛機を検索すると、最も多く表示されたのがケノンでした。
動画で基本的な使い方、配信者のリアクションや感想などが参考になり、脱毛が成功しそうなイメージを持つことができました。
購入は公式サイト
Amazonや楽天などとの比較の結果、公式サイトで購入しました。
公式サイトにはメーカー1年保証と特典がついていたからです。
特典は日替わりでバリエーションがあり、自分に合う特典の日に購入しました。
【日替わり特典の例】
- エクストララージカートリッジ(広範囲)
- ストロング2カートリッジ(高出力)
- 美顔スキンケアカートリッジ(美顔用)
- 電動ボディシェーバー
- Vライントリマー
- I・Oライントリマー
- サングラス
- 抽選でアマゾンギフトカード
- 追加カートリッジの値引き
この中から日替わりで複数の特典が表示されます。
※レビューやSNSへの投稿が条件のものもあります。
本体と同梱物
購入したところ数日で届きました。




スペックと価格
定価 | 79,800円 | ||
購入先 | 公式サイト(日替わり特典や保証がつく公式サイトでの購入を推奨) | ||
脱毛方式 | USPL(フラッシュ脱毛:乳毛等のメラニン色素=黒に反応) | ||
電源 | 家庭用コンセント | ||
本体 | サイズ290×90×215mm | ハンドピース式 | |
出力レベル | 10段階 | ||
カートリッジ (別売り) | ストロング2 スーパープレミアム エクストララージ スキンケア | 出力最強 寿命最長 範囲最大 美顔用 | 照射範囲5.25㎠ 照射範囲7.00㎠ 照射範囲9.25㎠ 照射範囲4.5㎠ |
使い方|注意点|アドバイス
【準備】ムダ毛を1mmにカット
シェーバーなどを使い、ムダ毛を短くカットします。完全に剃ってツルツルな状態ではなく、1mmほどの長さを残すことで照射効率が上がります。
毛が短すぎる場合、ケノンは黒に反応して毛の根元にダメージを与える照射方式のため脱毛効率が下がってしまいます。
毛が長すぎる場合、毛が一瞬で燃え尽きて火傷のリスクが上がります。また、毛が燃えた匂いが周囲に充満し、体や服にもついてしまい洗わないと取れません。
【使い方】10秒アイシング→照射→10秒アイシング
照射の前と後、それぞれ冷やすように注意書きがあります。
目の保護のためサングラスの着用も。
十分に冷やしてから照射し、照射直後も冷やします。

【注意点】
肌トラブルのある部分は照射してはいけません。
照射時、決して裸眼で光を見てはいけません。鏡越しでも目がやられます。
鼻から上は照射しないようにしましょう。目をつぶっていても目がやられます。
十分に冷やしてから照射します。冷やさずに照射するとゴムで弾かれたように痛みます。そして火傷のリスクが高まります。
照射後も充分に冷やします。冷やさないと肌が荒れます。
照射が一通り終わったら、乳液を塗りたくります。塗らないと皮膚が乾燥し、荒れます。
【アドバイス】
毎日照射しても無意味です。発毛サイクルがありますので、1週間は期間を空けましょう。
初めのうちは週1回、減毛効果が現れたら2週間に1回ぐらいのペースがおすすめです。
白い毛には反応しません。
カートリッジとレベルの変遷
回数 | カートリッジ | 照射レベル |
---|---|---|
1 | スーパープレミアム2 | 4 |
2 | 6 | |
3 | 8 | |
4 | 9 | |
5〜10 | 10 | |
11 | ストロング2 | 5 |
12〜14 | 8 | |
15〜16 | 9 | |
17〜 | 10 |
回数を重ねると徐々に照射熱を感じなくなっていくので、それに合わせて照射パワーを上げていきます。
ある程度減毛したらピンポイント照射へ移行
私の場合、約4ヶ月で全身を10周したあたりから明らかに減毛したので、それ以降は10〜20日間ごとに復活部分だけピンポイント照射しています。
1年使って感じたリアルなメリット・デメリット
メリット
動画撮影がスムーズに
剃毛の手間がなくなったのでスムーズに動画撮影をできるようになり、セルフエクササイズ動画の投稿頻度がアップしました。
インスタはこちら
毛嚢炎がなくなった
毛穴に雑菌が入って炎症を起こす毛嚢炎にずっと悩まされていたのですが、一切なくなりました。
体毛は汗や皮脂が付着するので雑菌繁殖の原因になってしまい衛生的ではありません。ムダ毛をなくすということは雑菌繁殖させにくい皮膚の状態をつくることができます。
体が洗いやすい
シャワー中、ボディソープの泡が持続しやすくなりました。今までムダ毛に泡を持っていかれていたようです。
体を洗いやすくなり時短になりました。
テーピング時のストレス減少
ふくらはぎのテーピング前に剃毛で肌をキズつけ、テープを剥がす際に剃り残した毛を巻き込んで痛い思いをし、2日後には毛が伸びてきてかゆみと格闘し、かきむしって肌トラブルという一連のストレスと訣別しました。
コンプレックス解消
肌の露出に抵抗がなくなりました。
デメリット
時間と期間が必要
全身を照射しようとすると2〜3時間は必要なので現実的ではありません。部位ごとに日を変える必要があります。
アイシングが 10秒×2回 必要なので、けっこう時間がかかります。
片脚ずつ、または両もも・両すねなど日を分けて照射したほうがいいです。
最も時間のかかる部位が両脚です。体表面積が広くて後面が見えにくく、慣れるまで片脚に40分を要しました。
部位ごとの所要時間を記しておきます。
↓
範囲 | 所要時間 |
---|---|
顔(ヒゲ) | 15分 |
両ワキ | 3分 |
両腕 | 30〜40分 |
胸・腹 | 10〜20分 |
背中(セルフ困難) | 5分 |
両もも・両すね | 50〜80分 |
VIO | 15分 |
全身 | 約130〜180分 |
定期的に続ける必要がある
家庭用脱毛器は永久脱毛ではありません。
照射パワーが強いと言っても医療脱毛(レーザー脱毛)には出力が到底及ばないので、家庭用脱毛器は減毛と認識しておきましょう。
冬は肌ダメージが増加?
冬は肌が乾燥しやすいためか照射時の肌ダメージが強く感じました。
当然ながら冬は特に保冷剤を持つ手が冷たいです。
結論:ケノンは買ってよかった
結論として、ケノンは買ってよかったです。
ムダ毛がなくなってから「ムダ毛によるストレスがこんなに多かったのか」と驚きました。
3ヶ月目ぐらいから毛が気にならない快適な生活になり、手間はかかるものの脱毛サロンに通うための時間や交通費なども含めたらコスパが良かったと感じます。脱毛で悩んでいる方にぜひおすすめしたいアイテムです。
10. よくある質問(Q&A形式)
あくまでも個人的な実体験で感じたことをお答えします。