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四十肩とは
正式名称を「肩関節周囲炎」と言い、40歳ごろから表れる症状のため通称「四十肩」と呼ばれています。
20代でも80代でも成人であれば何歳でも表れる症状で、40代で四十肩になったから以降はならないといったものではなく、生活習慣などにより何度でも起きる症状です。
四十肩の症状
四十肩の症状は主に3つあります。
動かすと痛む運動痛、就寝中など安静にしていても痛みを感じる夜間痛、腕が上がらない・身体の後ろ側に手が回りにくい可動域制限です。
運動痛 | 動かすと痛む |
夜間痛 | 就寝中に痛む |
可動域制限 | 腕が上がらない 腕が後ろに回らない |
四十肩の原因
1.前鋸筋が機能していない
肩甲骨と肋骨に付着している前鋸筋が肩を安定させる働きをしています。
前鋸筋が機能していないと、肩がすくみやすくなり、肩関節の運動軸がずれてしまうため肩の障害が起きやすくなります。その一つが四十肩です。
2.過度の負荷
肩に過度な負荷がかかるスポーツや仕事に従事していたり、反復的に使うことが四十肩のリスクを高めます。
膝や腰の痛みなどがある場合、かばって手に体重をかけて立ち上がろうとする傾向があります。
すると肩に荷重することになり四十肩になることがあります。
3.運動不足
バンザイの姿勢のとき、肩の外転角度は180°です。
肩の可動域をフルに使う習慣がない場合、関節が徐々に硬くなってしまい動かせる範囲は狭まってしまいます。
当店では
肩甲骨はがし・筋肉の調整などをおこない、前鋸筋を機能させるためのエクササイズと、原因となりうる生活習慣の改善点をお伝えします。
肩甲骨はがし|肩甲骨周辺のストレッチ
肩甲骨はがしとは、肩甲骨周辺のストレッチです。※肩甲骨が実際に剥がれるわけではありません。
肩甲骨は肩甲上腕リズムという上腕骨との連動がありますので、肩甲骨の動きが悪いと肩の可動域が狭くなります。
肩甲骨がスムーズに動くことで肩関節の可動性が上がるため、主に肩こり・巻き肩・四十肩へのアプローチ法として用いられています。