
セルフケアで効果の高いストレッチ。
ただ時間をかければいいわけではありませんので、いくつか注意点があります。
目次
ストレッチで意識すること
ゆっくりと伸ばしていく
筋肉は時間をかけると伸びやすい性質があります。
一気にMAXまでいかず、徐々にゆっくりと伸ばしていきましょう。
80%の強度で伸ばす
「痛みが出る」を100%とした場合、80%の強度でおこないます。
80%とは「痛気持ちいい」程度の感覚です。
ストレッチは、伸ばせば伸ばすほど効果的というわけではありません。痛いほど伸ばしてしまうと、脳から「これ以上伸ばすと筋肉が切れるよ!」という司令が出てブレーキがかかってしまい逆効果になるためです。車の「リミッター」のような機能です。
「合計で」120秒
1セット120秒でもOK。40秒×3セット=120秒でも良し。
ただし、小分けにしすぎても効果は薄いので「5セット以内」でおこないましょう。(24秒×5セット)

120秒も長くてできないよ!

30秒でも十分効果はあるよ!2週間続けよう!
インターバル(休憩)は90秒以内
何セットかに分けておこなう場合、セット間のインターバルは90秒以内です。
例)3セットの場合
【1セット目】
ストレッチ40秒
↓
インターバル90秒以内
↓
【2セット目】
ストレッチ40秒
↓
インターバル90秒以内
↓
【3セット目】
ストレッチ40秒
↓
インターバル90秒以内
朝のストレッチで動きやすい1日のスタート
血流増加した状態で1日をスタートさせる目的です。
ストレッチ中は(血管も引き伸ばされるため)一時的に血流が低下しますが、ストレッチ後に(せき止められた血流が一気に戻るため)血流増加します。
その効果は1日継続します。朝の活動は毎日の習慣にしやすいのでオススメです。
夜のストレッチはリラックス効果が目的となります。