睡眠中の食いしばりはレム睡眠中に起きると言われている生理現象ですが、頻度が多すぎると歯ぎしりにより歯そのものがダメージを受けるのはもちろんのこと、咬筋をはじめとする咀嚼筋の緊張により神経が圧迫されて肩こり・頭痛・自律神経の不調・全身の筋肉の柔軟性低下などにつながります。
対症療法としては咬筋をほぐしたり耳を引っ張ってストレッチする方法などがありますが、予防法についてはあまり語られていないのが現状です。
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横向きに眠ると食いしばりが表れやすい
右を向いた横向きは、重力で下あごの位置が右寄りになるため右側で噛み締めやすいポジションになります。
下あごは上あごにぶら下がっている構造のため、横向きになると重力で落ちてしまうからです。
食いしばり予防法|あご〜ほほに手を添える
右向きで眠る場合、右手をあご〜ほほに手を添えてみましょう。手が支えになりあごが落ちるのを防げるので、右側で噛み締めにくくなります。